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YOnoBI with Ambiente 2005_no.1 - 2005/02/09

現在2月9日13時51分、大韓航空905便・フランクフルト行きの機内です。成田から出発し、ソウルでトランジット。残り4時間ほどでやっとこの長い旅が終わろうかという頃、まだまだ眠い目をこすりながらこの原稿を書いています。いよいよ明後日11日から「アンビエンテ2005」が始まります。私の右隣りでは、YOnoBI海外担当の永易量行さん、左では展示ブースのデザインをお願いしたミュゼグラムの松村光恵さんがすやすやと寝息を立てています。
今回の「アンビエンテ」はメッセ・フランクフルトから招待されたもので、展示場所は“4.2 FOY 02”といって4号館のレベル2 (2階か3階)。いわゆる一般ブースではなく、普段は通路であるところに特別展示ブースが設定されているようです。それにしても慌しい出発でした。仕上がりがいまひとつだったり、何度もやり直すなどで、前日にやっと完成した商品がなんと3アイテムもあり、それから写真撮影をして、パンフレットのデザインに回すという強行日程でした。しかし、ぎりぎりまで粘った甲斐があって、すべてとは言いませんが、かなり自信をもって出品できるものが揃いました。
まずは渋谷城太郎さんデザインの「gravity」。ちょっと見、とても伝統工芸とは結びつかない商品です。東京染小紋の老舗メーカー、二葉苑さんの着物生地をアクリルに封入しています。昨年6月の「インテリア ライフスタイル2004」で発表したプロトタイプからは、バリエーションも増え、私自身欲しいと思える商品になりました。
カティヤ & ユーラ、2人のドイツ人女性デザイナーがデザインしたバッグ「Jomon」「Hana-sarasa」も、秀逸な仕上がりだと自負しています。素材には小千谷縮の水田さんの麻生地に加えて、今回は二葉苑さんの江戸更紗のシルク生地も登場しています。デザインもさることながら、伝統工芸の生地をうまく生かしてくれるバッグ職人さんに出会えたことが、美しいだけではなく機能性も兼ね備えたバッグにできた大きな要因です。
尾崎桃子さんデザインの「Katachi」は、ベーシックな朱と黒の漆器でありながら、斜めにスタッキングするという斬新な発想と完成度の高さで、今回の展示会で最も期待しているものの一つです。越前漆器の職人さん達も、冬は漆の発色がイマイチと言いながらもしっかりとしたものに仕上げていただきました。
そして、前日に完成したにもかかわらず、磁器の新しい可能性を感じさせてくれるのが「pebble」です。文田昭仁さんがデザインし、長谷川武雄さんがつくる、という豪華タッグですが、これがかなり難航しました。何度も試作を繰り返したのです。というところで、眠くなってしまったので……to be continued.


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